2014年5月5日月曜日

虫歯の進行と根管治療の紹介


虫歯とは、口腔内でミュータンス酸が作り出した酸により歯が溶かされ、穴があいてしまう病気のことで、感染症の一つとされています。初期段階では痛みを感じないため、自覚症状がないまま進行してしまうのが特徴です。

C1C4の進行
C1歯の表面のエナメル質が溶け始めた段階の虫歯です。痛みがなく、ついつい放っておきがちです。C2虫歯がエナメル質の内側の象牙質に達したものです。C3虫歯が象牙質の内側の歯髄に達したものです。この段階では、歯髄に細菌が進入し激しい痛みを伴うことがあります。C4歯冠が溶けて無くなり、根の部分だけが残っている状態です。C3以上の虫歯になると根管治療機器や根管長測定器などの歯科器材による根管治療が必要です。

根管治療とは、歯の神経を取る「抜髄」や、細菌感染した根っこの中をきれいにする「感染根管治療」などのことです。深い虫歯などで歯の神経を取ったあと、神経が入っていた根管をきれいにして、根の先まで薬を入れる処置です。

根管治療のSTEP
1、虫歯に冒された神経を取り除きます。2、専用の器具を使って、根管の長さを測ります。3、虫歯菌に冒された根管内をきれいに洗浄します。4、続いて、根管内を消毒します。5、根管内に薬剤を詰め、密封します。6、クラウンの土台を入れます。7、クラウンを被せて、完了です

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