2017年5月15日月曜日

歯の形も美しく整えたい場合はセラミック治療がおすすめです

審美歯科において、歯本体の美しさを取り戻すことは当然の事であり、より重要なのは、歯並びと顔との調和、そして歯本来の機能をしっかりと考えた治療を行うことです。見た目の美しさのみ追求するあまり、機能性やその他の口内環境を無視した治療では、長期的に健康な歯を維持することは不可能です。本当に美しい口元とは、あくまで健康の上に成立し、美しい歯並び、顔との調和、歯本来の機能の回復のバランスが取れ、初めて実現されます。
セラミック治療
虫歯治療など、歯を削った時等に詰め物や被せ物をしますが、保険がきくのはレジン(プラスチック)や金属といった素材になります。機能としては問題ありませんが、大きく口を開けたときにどうしてもギラギラと見えてしまいます。そこで、セラミック治療は金属やレジンの代わりにセラミックやハイブリッドとよばれる自然歯に近い色調や透明感をもった素材を使用します。驚くほど自然な仕上がりで、また、セラミックは陶器ですので、強度も高く、金属アレルギーもありませんので、安心して装着することができます。
メタルボンド
メタルボンドは、被せ物や差し歯の全体をセラミック材料(陶器材料)で覆い、内側を金属で補強したものを使用する審美歯科治療です。すべてセラミック素材(陶器材料)でできているオールセラミックと違って、歯を作る際の土台に金属を使用しているので、色調や透明感は多少劣りますが、非常に丈夫で長持ちです。
オールセラミック
オールセラミックは、被せ物や差し歯の素材が全てセラミック材料(陶器材料)で出来ているものを使用する審美歯科治療です。金属類を使用するメタルボンドと違って、全て光を透すセラミック材料(陶器材料)で出来ているので、天然の歯に近い透明感ある仕上がりになり、見た目の気になる前歯に適しています。また、金属類を使用しないので、体に金属アレルギーをお持ちの方でも安心して治療を行うことができます。

ホワイトニング
コーヒーやタバコの外因的なものから、体質などの内因的な理由により歯は黄ばんでくることがありますが、ホワイトニングではそれら黄ばんだ歯を削ることなく漂白します。
ホワイトニングにはクリニックで行う「オフィス・ブリーチ」とご家庭で行う「ホーム・ブリーチ」の2種類あり、現在は「ホームブリーチ」が主流となっています。

0 件のコメント:

コメントを投稿