2020年1月14日火曜日

知っていますか?35歳以上の約80%の方が歯周病にかかっています

歯周病とは、歯の周囲に付着したプラーク(歯垢)が歯と歯肉の隙間に入り込み、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。歯周病になると歯がぐらつき、歯肉から膿が出てきます。そしてぐらついた歯が抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。
これを防ぐためには、患者さんご自身での歯みがきや、生活習慣の見直しを含めたホームケアと、定期的に歯科医院で行う、歯科医師ならびに担当衛生士によるプロフェッショナルケアが不可欠です。

歯周病の自覚症状
歯周病はむし歯と違い、痛みなどの自覚症状が出にくく、気付かないうちに手遅れになってしまうことも少なくありません。
朝起きたとき、口の中がネバネバする。
ブラッシング時に出血する。
口臭が気になる。
歯肉がむずがゆく、痛い。
歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色でひきしまっている)
かたい物が噛みにくい。
最近歯が長くなったような気がする。
昔に比べて歯と歯の間に物がはさまりやすくなった。
歯周病は早期発見と予防が重要です。このような症状がある方は、お早めにご来院下さい。
歯周病の治療
基本治療
歯肉(ポケット)の深さを測定し、スケーラーと呼ばれる器具などを使い、歯垢、歯石の除去を行います。歯垢、歯石の除去により歯周組織が改善され、歯肉(ポケット)の深さが浅く(2mm~3mm)維持されればメインテナンスに移行します。
メインテナンス
歯周病は非常に再発しやすい病気です。そのため定期的な検査と予防処置を行うことが必要です。 歯周病のチェックと専門家による歯垢、歯石の除去などを行うことが重要です。治療が終了した後は、3~4ヶ月ごとの定期検診をお勧めします。

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