2020年1月16日木曜日

80歳になった時の歯の本数は、歯科先進国のスウェーデンでは20本もあるのに対して、日本ではわずか8本です

80歳になった時の歯の本数は、歯科先進国のスウェーデンでは20本もあるのに対して、日本ではわずか8本です。これは、スウェーデンでは美容室のように定期的に歯科医院に通って歯をお掃除する習慣があるからです。歯を残すために最も大事なのは、むし歯になる前の「予防」です。
一度でもむし歯になってしまうと、詰め物の隙間からむし歯が再発して、次はもっと大きな穴を削って、さらに次は神経を抜いて、最終的には歯を失ってしまうことになるため、最初の段階でむし歯にならないよう天然の歯を守るため、半年に1度は定期検診を受けましょう。
予防のメリット
予防を続けていくことで、残せる歯の本数が増えるのはもちろんですが、それ以外にも医療費を抑えられるということもわかっています。予防をせずに何かあった時だけ治療を受けている人は、結果的に治療が長引いたり複雑な治療が必要になったりすることで、治療費もかさんでしまうのです。またむし歯が進行していくと麻酔も効きにくくなってしまいますが、歯が健康であれば痛い思いをすることもありません。あらゆる点でご自身の負担を減らすために、きちんと歯の予防を続けていくようにしましょう。

予防歯科に取り組み、定期検診で早い段階でむし歯や歯周病の原因を発見し適切に治療することで、むし歯や歯周病が進行してしまう前に早期治療ができ、歯をより健康な状態に保つことにつながります。
通院の回数が少なくすむ

予防歯科に取り組む場合、定期検診のため定期的な通院を数ヶ月に1度するだけですみます。一方定期検診を受けずに症状が進行した状態ではじめて歯科医院を訪れると、治療で数回にわたり通院する必要があります。

むし歯になり歯を削って治療すると、むし歯は治っても歯はダメージを受けています。治療した部分からむし歯が再発し、繰り返し治療して最終的には歯を失ってしまう事もあります。予防歯科で歯の健康にしっかり注意していくことで、年齢を重ねても健康な歯が残るよう、歯の寿命を延ばすことができます。
予防歯科に取り組む場合、むし歯などになったとしても、定期的に検査をうけているため進行してしまっていることが少なく、大掛かりな治療を行うことはほとんどありません。そのため治療費を結果的に抑えることができます。進行したむし歯や歯周病の治療には高い費用がかかる場合があります。

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