2020年8月3日月曜日

人に知られずに口臭を確認したいという人には、セルフチェックがおすすめです

口臭の確認方法
口臭は自分では気付きにくいため、周囲の人に指摘されてはじめて気づく人がいる一方で、口臭を気にしすぎるあまりにコミュニケーションに不安を感じるようになる人もいます。そのため、歯周病の症状がみられる場合は、口臭の有無を客観的に調べておくことが重要です。

コップや袋を使ったセルフチェック
人に知られずに口臭を確認したいという人には、セルフチェックがおすすめです。
未使用の紙コップやビニール袋、清潔なグラスに息を吹き込んだ直後、においを嗅いで口臭の有無を確認します。また、歯磨きの際にデンタルフロスで歯間を掃除しながら、一か所ずつ歯と歯茎の間に溜まった歯垢のにおいを嗅ぐことも、口臭のチェックとして有効だといえます。
第三者によるチェック
口臭に対する周囲の反応が気になる人は、第三者に臭いを嗅いでもらうといいでしょう。
ヒトには同じにおいを嗅ぎ続けていると、次第にその臭いに慣れてしまうという性質があることから、口臭が慢性的になっている場合、においが感じなくなっている可能性があります。自分では何も感じないけれど、何となく気になるという場合は、信頼のおける人にお願いすると簡単に分かります。

口臭測定器
口臭測定器を使うことで、臭いのレベルを調べることができます。
歯科医院の口臭外来などで導入されているような測定器は、口臭から硫化水素やメチルメルカプタン、ジメルサルファイドなどのVSCを検出することが可能です。しかし、数千円で購入可能な口臭チェッカーの中には、さまざまなにおいに反応してしまう機種があるため、信頼性の高い機器選びが重要となります。
細菌検査
口腔内で歯周病の原因菌が大量に検出された場合、口臭が発生している可能性があります。細菌検査は、患者さんから唾液や歯垢を採取して、その中に含まれる歯周病菌の量を調べる検査で、たいていの歯周病治療を行っている歯科医院で導入されています。主な6種類の歯周病菌のうち、検査方法によって26種類の細菌の検出が可能です。

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