2020年8月14日金曜日

歯周病は歯ぐきの病気であり、歯槽膿漏(しそうのうろう)とも呼ばれています

 歯周病には歯肉炎と歯周炎の2種類があり、それぞれ症状などに違いがあります。ここでは、歯肉炎と歯周炎の違いを説明し、歯周病で歯を失わないようにするためのポイントについても解説します。

 

歯周病の種類

歯周病は歯ぐきの病気であり、歯槽膿漏(しそうのうろう)とも呼ばれています。歯周病になると歯ぐきが赤く腫れて出血し、病状が進行すると歯を支える土台の歯槽骨が溶けて、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。歯周病は病状によって2種類に分類でき、歯ぐきの炎症だけにとどまっているのが歯肉炎であり、歯槽骨が溶けてしまうものを歯周炎といいます。歯周炎の方が重症であり、歯を失わないようにするためには、歯肉炎の段階で治療を受けることが大切です。

 歯科器具中古販売

歯肉炎とは

歯ぐきのことを歯肉といい、歯肉が炎症を起こしている症状が歯肉炎です。歯肉炎になると歯ぐきが赤く腫れ、歯磨きをした時などに歯ぐきから出血します。痛みはありませんが、そのまま放置しておくと歯周炎になって歯が抜け落ちてしまいますので、歯ぐきが赤く腫れて出血する症状が出た時には、早めに歯科医院で治療を受けることが必要です。

歯肉炎の原因は、歯と歯の隙間や歯と歯ぐきの隙間にたまった歯垢や歯石です。歯垢や歯石を除去することで、歯肉炎は予防できます。

 

歯周炎とは

歯周炎は、歯肉炎がさらに進行し、歯の土台の歯槽骨が溶けてしまう病気です。

歯周炎になると歯の根っこがグラグラの状態になり、やがて抜け落ちます。歯周炎は歯をなくす原因になりますので、歯周炎になる前の歯肉炎の段階で治療を受けることが非常に大切です。また、歯周炎になると歯をなくすだけでなく、身体に様々な影響を与えてしまいます。糖尿病を患っている場合には、糖尿病の症状が悪化する可能性がありますので、早めに治療を受けるようにしましょう。

 スケーラー 歯科

歯を失う原因の多くは虫歯ですが、歯周病も歯を失う主な原因になっています。山口で歯周病の治療を行うAQUA石井歯科は、多くの方に歯周病を知っていただきたいと考えています。歯周病は放置すると徐々に進行していきますので、健康的な毎日を目指すのなら、歯周病の治療を早めに行ないましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿