2020年8月25日火曜日

「痛くならないために歯医者へ行く」これが予防治療の考え方です

 むし歯や歯周病など歯にトラブルが発生する前に、歯が悪くならないように予防すること、健康な歯を保つためにケアすることが、一生涯健康な歯を保つためには大切になります。

 

予防治療とは

「痛くならないために歯医者へ行く」これが予防治療の考え方です。痛みを抑えるためではなく、むし歯や歯周病のチェックとメンテナンスのために歯科医院を利用することで、お口のトラブルを予防し、健康状態を保つことができます。口腔内の健康維持に関するご質問などは、お気軽にお尋ねください。

 歯科機器

クリーニング内容「PMTC

PMTCとは、機械を使用した歯のクリーニングのことです。PMTCを行うことで歯磨きでは取り切れないバイオフィルム(菌が住みやすい環境を作るために防御バリアーを形成している状態)を除去し、むし歯や歯周病などによる歯へのダメージを低下させ、健康な歯を長期間維持することが可能です。通常、超音波でバイオフィルムを破壊しますが、当医院では位相差顕微鏡の結果、悪い菌が多い場合は、歯周ポケット内のバイオフィルをより破壊しやすくするために薬液にてポケット内の菌を洗浄します。

歯の表面に付着した細菌の塊であるバイオフィルムや茶渋などの着色汚れを、水圧とパウダーの力(エアーフロ)で隅々まで落とします。また、プラークの染め出し、スケーリングによる歯垢・歯石除去、トリートメント、フッ素塗布などを行い、歯の表面をツルツルに仕上げ、汚れをつきにくくすることができます。

 光照射器

予防治療・クリーニングの頻度

歯の検診・予防・クリーニングの間隔は患者様個々によって異なります。お口の中の清掃状態が良くても、顕微鏡レベルで検査した菌の種類・量(数)・活動性によって虫歯や歯周病のリスクは高くなります。当医院では歯科衛生士が口腔内のチェックを行い、また、位相差顕微鏡にて菌の状態を確認することで、患者様個々にあった歯の検診・予防・クリーニングの次期を検討し提案させて頂きます。

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