2020年9月25日金曜日

虫歯と並んでよく知られているお口の病気といえば、歯周病

 実は、日本人の成人の約8割がかかっている、または予備軍であるといわれているのをご存じですか?歯周病は、プラーク(歯垢)に棲みつく歯周病菌が毒素を出すことによって、歯を支えている歯ぐきやあごの骨を破壊していき、悪化すると最終的には歯が抜け落ちてしまう病気です。日本人が歯を失う原因の第1位は、虫歯ではなく歯周病とさえいわれています。

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さらには、心臓病や糖尿病などの全身疾患とも深いつながりがあることも分かっています。歯周病はもはやお口のだけの病気ではないのです。歯ぐきの腫れや出血が見られたら歯周病のサイン。症状が現れたらを放置せず、できるだけ早く治療を受けましょう。

 

こういう方は要注意です

歯周病は虫歯と同じく感染症であり、生活習慣がその発症に大きく関わっています。次のような習慣・クセに覚えがある方は、歯周病にとくに注意が必要です。

 

タバコを吸う

 

喫煙習慣があると、常に有害物質を体内に取り込んでいる状態になり、免疫力が落ちてお口の中の粘膜や歯ぐきに悪影響を与えてしまいます。

 

生活習慣が不規則

寝る時間が決まっていない、疲れ・ストレスがたまっているといった状況では、免疫力が低下して歯周病を招きやすくなります。

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よく噛まないで食べる

食べ物をよく噛まずに飲み込むクセがあると、自浄作用が期待できるだ液の分泌が悪くなり、歯周病菌が繁殖しやすい環境をつくってしまいます。

お口のケアが不十分

お口のケアが不十分だと、歯周病菌が繁殖しやすくなります。歯ブラシに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使い、きちんと汚れを落としましょう。

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