2020年9月30日水曜日

エナメル質が溶けた状態です。痛みやしみなどの症状がないので、歯科検診などで発見される場合がほとんどです


CO(ごく初期のむし歯)

エナメル質の表面が酸によって溶けた状態です(脱灰)。この段階では治療の必要はなく、歯みがきで自然に治る可能性があります(再石灰化)。

 

C1(初期のむし歯)
エナメル質が溶けた状態です。痛みやしみなどの症状がないので、歯科検診などで発見される場合がほとんどです。治療ではむし歯部分だけを削り、白い樹脂(レジン)を詰めて、1回で終わらせます。

 歯科用品

C2(中度のむし歯)
象牙質まで溶けて穴が空いた状態です。しみたり痛みが出たりなどの自覚症状があり、ようやくむし歯に気づきます。治療ではむし歯部分を削って取り、白い樹脂(レジン)を詰めます。大きく削った場合は型取りをして、銀歯や樹脂、セラミックなどの詰め物を製作して歯にはめ込みます。

 

C3(中高度のむし歯)
むし歯が神経に達して大きな穴が空いた状態で、しみたり、痛みなどの自覚症状があります。治療では、むし歯に感染した部分と抜髄(神経を取る処置)をした後、型取りをして金属や樹脂(レジン)・セラミックの被せ物を製作して歯にはめ込みます。

歯科 ユニット

C4(重度のむし歯)
歯質がほとんど溶けてしまい、根だけが残っている状態です。治療では残っている歯質があれば、むし歯部分と神経を取り除き、型取りをして金属や樹脂、セラミックの被せ物を製作して装着します。残っている歯質がなければ、残念ながら抜歯となります。

 

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