2017年4月26日水曜日

健康的で白い歯、美しい歯並びは人に好印象を与えます

歯には機能的な面(物を噛む)と審美的な面(白く美しい歯)があり、この2つは重要な要素です。しかし、日本の健康保険制度では、機能的な歯科治療に偏りがちであり、審美的治療を行うには限界があります。例えば、奥歯のかぶせ物は銀歯、前歯はとりあえず白いが変色しやすい樹脂素材でできている点などです。

審美歯科治療とは、虫歯になってかぶせた金属の歯(銀歯)や変色した歯を天然の歯と同じ白い歯に 入れ換えたり、歯をホワイトニングしたりして、見た目と歯並びを良くすることです。審美歯科治療は、歯の状態によって治療方法が違いますが、単純に見た目をきれいにするだけではなく、歯と歯ぐきの健康を維持し、長期間健康的で美しい状態を保つことが最大の目標です。
メタルセラミッククラウン
金属製の被せ物の表面に、陶器の一種であるセラミックを焼きつけたものです。見た目が白く美しく強度も高いので、よく治療で使われています。セラミックは細菌が付着しにくい材質であるため、本来の歯よりも汚れが付着しにくいという特徴もあります。

<メタルセラミッククラウンのメリット>
色が天然の歯に似ているので見た目が白く美しい
中身が金属なので強度が高い
長年の良好な臨床成績があるので、どの部位でも安心して使用できる
<メタルセラミッククラウンのデメリット>
・特に前歯部では歯ぐきが下がると、歯と被せ物の境目がすべてセラミックのものに比べて目立つことがある
ラミネートベニア
歯の表面を一層削り、セラミック製のごく薄いチップを貼りつける施術です。ホワイトニングをしなくても、歯を白く見せることができます。
<ラミネートベニアのメリット>
ホワイトニングに比べて短時間で白くでき、色調の後戻りがない
クラウン(被せ物)に比べて歯を削る量が少ない

<ラミネートベニアのデメリット>
表面のみ接着剤で装着しているので、クラウン(被せ物)に比べると取れやすい
歯ぐきが下がってくると、天然の歯の部分が見えてしまうことがある
すべての症例に対応できない

0 件のコメント:

コメントを投稿