2014年6月20日金曜日

歯周病の外科治療と再生治療についての情報


歯周病は30代以上の日本人の8割が発症していると言われ、歯を失う原因の第一位にランキングされています。認知度はかなり高いのですが、初めのうちは痛みなどの自覚症状がなく、症状が進行するまで気がつかない人が多いため、治療せずに放置する人が多いのが現状です。今度は歯周病の外科治療と再生治療を紹介します。

歯肉剥離掻爬術
歯肉剥離掻爬術とはフラップ手術とも呼ばれ、歯周ポケットが深いために歯垢、歯石を完全に除去できないような場合に、歯肉を切開して歯肉を歯槽骨から剥がし、歯と歯肉の間に溜まっていた歯石、歯垢を除去し、その後に歯肉を元の位置に戻して縫合する手術法です。歯周病を治療する時に専門な歯科機器が必要です。

GTR
GTR 法とは、歯周病が原因で失われた骨の部分に、メンブレンという人口膜を入れることで不要な歯肉の入り込みを防ぎ、骨や歯根膜が回復するためのスペースを作る治療法です。そのスペースに歯肉が再生することで骨が回復していきます。

エムドゲイン
エムドゲイン法は、歯周組織が破壊されてしまった歯根の部分にジェル状の薬剤エムドゲインを塗布することによって、まわりの歯周組織細胞を活性化させ、再生を促す治療法です。

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