2014年6月6日金曜日

歯周病のメカニズムと予防の知識


40歳以上の日本人では約80%が歯周病にかかっていると言われています。しかし、歯周病は悪化するまで痛みを伴わないので、ほとんどの人たちは全く気にせずに生活しており、気ずいた頃には病気がかなり進行しているのが現状です。

歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目についたプラークが歯周病の原因ですので、治療の第一歩はまず患者さんご自身の歯ブラシにより毎日このプラークを取ることから始めます。歯科病院では診療ユニットのような専門な器材が必要です。

歯周病は慢性疾患のため、残念ながら完治することはありません。しかし、その進行をストップさせることは可能です。個人でのコントロールは困難なため、定期健診でしっかりメンテナンスやクリーニングをしていくことがこの病気と闘う最善策です。

歯周病の予防に効果があるPMTCについて
PMTCとは、「歯のお掃除」のことです。特別な器具を使って歯の表面、歯と歯の間、付け根の部分を1本ずつ丁寧に磨き上げ、フッ素を塗ります。これは歯石取りとは違い、歯科衛生士による専門的なケアでムシ歯や歯周病を予防する処置です。

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