2014年6月27日金曜日

歯周病と喫煙の関わり及び歯周病の予防法の紹介


歯そのものを傷める虫歯と違い歯周病は、歯を支える周りの組織(歯周組織)また、歯を支えている骨(歯槽骨)が、徐々に溶けていく病気です。歯周病はこれまで中高年齢層に多く見られると言われていましたが、実状では30代前後で80%の方が発症しており、初期症状においては10代の若年齢層でも50%もの方にも見受けられます。

歯周病の原因 
歯周病の一番の原因はプラークです。歯面に付着したプラークは時間がたつと石灰化して 歯石 となり歯肉を刺激し、炎症を引き起こします。炎症が進むとやがて骨が溶け始めます。歯周病の治療は専門な歯科器材が必要です。一部分の器材はオートクレーブによる消毒が必要です。

喫煙と歯周病の関係
たばこ(喫煙)を吸っている人は吸わない人に比べて『2~7倍』歯周病になるリスクが高いといわれており、さらにタバコは歯周病の症状を悪化させ、タバコを吸っている限り歯周病は治らないとさえ言われていますので、歯周病を予防し、完治させたいのであれば禁煙は避けて通れない道なのかもしれません。

歯周病の予防方法
1.毎日の正しい歯磨き(歯ブラシ・歯間ブラシ・糸ようじなどの使用)
2.定期的なお口の中のメンテナンス(クリーニング・歯石除去など)
3.体の健康状態維持(適度な食事・運動)

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