2018年8月8日水曜日

かかり始めた虫歯が本格的な虫歯になるまでには、思いのほか時間がかかります

でも今では、虫歯になる原因や仕組みがわかってきて虫歯にならないようにできます。
上手に歯医者さんとお付き合いして、虫歯のないお口で一生を快適に過ごしましょう。

虫歯になるメカニズム
私たちの口の中では、歯を溶かす作用(脱灰)と歯を守る作用(再石灰化)が同時に行われていて、このバランスがとれていれば歯は健康です。 ところが何かの原因で歯を溶かす作用が強くなると、歯の表面からカルシウム分がどんどん溶け出して虫歯が始まります。

新しい予防の考え方
かかり始めた虫歯が本格的な虫歯になるまでには、思いのほか時間がかかります。その間に歯を守る作用を強くし再石灰化を促す適切な治療をすれば、虫歯の進行を止め元の状態を回復させることができます。
プロによるクリーニング PMTC
PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で歯科医師、歯科衛生士などのお口のプロが歯垢(プラーク)や歯石を除去し、バイオフィルムをつきにくくするクリーニングのことをいいます。歯の表面や歯周ポケットについている歯垢(プラーク)の中には、バイオフィルムとよばれる細菌の棲家(すみか)が作られます。このバイオフィルムはヌルヌルとした膜で形成されており、簡単には剥がれません。ですから、ご自宅でのブラッシングだけでは完全に落とすことができません。それを放っておくとむし歯や歯周病の原因になってしまいます。
  食生活習慣に改善の余地は?
歯の健康を考えた砂糖の一日当たりの許容量は56歳児で4050g。調味料などで使用する分を差し引いた約半分の20g強が、おやつとしてとってよい量になります。  また、3歳まで甘い物は遠ざけて育てると、野菜や魚などいろんな食べ物の味を覚え、何でも食べられる健康な子供に育つ。より詳しい話は当医院にて・・

記録写真を撮り続けることの重要性
口腔内の規格写真を継続して写真撮影ことで、口腔内の変化をではなくで捉えることが出来ます。歯の萌出の状態、かみ合わせの経過を規格写真で追うことにより、先を予測した治療計画を立てることも可能になってきました。むし歯の進行具合を診査する機器(Diagnodent)とレントゲン、口腔内写真によって必要な治療に入る時期を見極めます。

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