2013年12月19日木曜日

欠損部の補綴法について

齲蝕(ムシ歯)や歯周病など様々な原因によって、不幸にして自分の歯を失ってしまった場合、欠損した部分を補う補綴という治療を行います。欠損部の補綴には大別して三つの方法があります。

1.入れ歯
入れ歯は、歯を失った部分の型を採り、そこに人工の歯をピンクの床の上にくっ付け、それ自体をバネで自分の歯に引っ掛ける簡単なものです。治療範囲によって、部分入れ歯や総入れ歯など方法が異なりますが、いずれの場合も歯をほとんど削る必要がなく、治療回数も少なくて済みます。入れ歯を作るにはコントラアングルがよく使われています。

2.ブリッジ
ブリッジは、抜けた歯の両隣の歯を削って、そこに橋のように義歯をかぶせて固定する方法です。ブリッジには、様々な形状と材料のものが存在します。 すべて金属のもの、裏側が金属のもの、セラミックのもの、セラミックの内側に貴金属のフレームのものなどがあり、それぞれに違いがあります。

3インプラント

インプラント治療とは歯を失ってお悩みの方のために、入れ歯やブリッジなどに代わる治療法として開発されました。口の中の審美性と機能性を追求した新しい歯科治療であり、歯の失われた部分の顎の骨の中に人工的な歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けることで、元の歯と同じような噛む力を取り戻すことができます。

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