2013年12月24日火曜日

知覚過敏の原因と止める方法の紹介

知覚過敏は、歯に温熱刺激などが加わると、瞬間的に歯がしみたり痛みがでたりする症状で、刺激が除かれると、すぐに消えてしまいます。虫歯の場合は、痛みがすぐには引かずに、暫く持続するのが特徴です。

原因
歯を磨く力が強すぎる、研磨剤の入った歯磨き粉をたくさんつけて磨いているなど、磨き方に問題があると、エナメル質がすり減ったり、歯茎が下がったりするため、象牙質が露出してしみやすくなります。また歯周病によって歯茎が下がると、歯根(歯の根)が露出します。この歯根部分は、エナメル質よりもやわらかいセメント質という層が象牙質の周りを薄く覆っています。このセメント質が欠けることで、象牙質が露出してしみやすくなります。超音波スケーラーによる歯石取りも一時の知覚過敏を起こす可能性があります。

治療
一度退縮してしまった歯肉や、削れてしまったエナメル質を元に戻すことはできませんが、ブラッシングの力を適正な強さにしたり、歯ぎしり、食いしばりの人はマウスピースを入れて寝るようにするなどの予防法があります。また、市販の知覚過敏用の歯磨き剤を利用するのも良いでしょう。

知覚過敏ホワイトニング

知覚過敏は刺激が強ければ強いほど、不快感が強くなります。オフィスホワイトニングでは、強い薬剤に加えて、光照射などの刺激が加わるので、歯への刺激が強く、歯がしみたり痛んだりしやすいのです。一方、自宅で行うホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングに比べて刺激の弱い薬剤が使われるので、知覚過敏が起こりにくくなります。

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