2013年12月3日火曜日

入れ歯治療法


むし歯や歯周病などで歯を失ってしまった場合、人工的に補う必要があります。その状態を放置すると、隣の歯が傾いてきたり、噛み合わせが合わないために対向する歯が伸びてきたり周囲の健康な歯にも悪影響を与える可能性があるためです。その時に入れ歯による治療が必要となります。

入れ歯は大きく2つの種類に分かれます。部分入れ歯と総入れ歯です。部分入れ歯は自分の歯が残っていて、その歯に爪をかけて入れ歯を固定します。総入れ歯は歯が全くないため歯茎や歯肉の粘膜で入れ歯を支えます。上顎は吸い付く力が、下顎にはかむ力を支えることが要求されます。粘膜柔らかいものなので、入れ歯とぴったり合わせるには調整が必要になってきます。良い入れ歯を作るには専門な技工機器が欠かせません。

ブリッジは、隣の歯を支えにする治療法なので、歯が残っていない場合には治療が行えません。また、インプラントは顎の骨が少ない方などは治療が行えないケースもあります。その点、入れ歯はたとえ1本も歯が残っていなくても、顎の骨が少なくても治療が可能です。

食後は必ず入れ歯をはずして掃除してください。部分入れ歯なら、金具のところは念入りに。そのとき歯磨き粉は使わないでください。入れ歯が磨り減ったり傷がついてしまったりする恐れがあります。入れ歯洗浄剤をお使いください。

0 件のコメント:

コメントを投稿