歯周病は歯と歯ぐきの境目に細菌が入り、歯ぐきや歯を支えている骨などを破壊してしまう病気です。放置すると歯が抜けてしまうばかりでなく、全身の健康にも深刻な影響を及ぼす恐れがあります。日本人の大半は程度の差はありますが歯周病にかかっているといわれています。
歯周病を引き起こす因子
食べカスが溜まりやすい(食べカスによる栄養があればあるだけ、細菌も活性化します。)
全身性疾患(高血圧や糖尿病などが原因となって歯周病が発症することがあります。)
ストレス(過剰なストレスを溜め込むと歯周病が発症しやすくなります。)
歯の被せものや入れ歯(被せものや入れ歯などを入れていると、食べカスが溜まりやすくなります。)
歯周病の予防
歯ブラシはもちろん、歯間ブラシやデンタルフロスなどの適切な使用方法を覚えることが大切です。一方、プロフェッショナルケアは、専門家によって定期的に行うお口の衛生管理。セルフケアで取りきれていないプラークや歯石を専門的に除去することで、予防や治療後の維持・管理に欠かせないものとなります。歯石取りを行う時に歯科スケーラーが必要です。
歯周病の豆知識
ブラッシングをせずにいると、食後約8時間で歯垢ができ、2日もすれば歯ぐきに炎症が現れ、1週間後には歯周病になります。放置した場合、歯垢の約50%が歯石に変化するといわれています。
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