2014年3月27日木曜日

歯周病の特性及びPMTCとエムドゲイン法の紹介


歯周病とは歯槽膿漏とも呼ばれており、歯肉が炎症を起こして膿が出たり、歯を支えている骨が破壊される病気です。 ブラッシング時に出血したり、口臭の原因となったり、膿がでて歯がグラグラして最後には歯が抜けてしまいます。

歯周病は、ゆっくりと進行してしまう慢性的な病気です。慢性であるがゆえに、"痛み・腫れ"などの、はっきりとした自覚症状が非常に乏しく「サイレントディージーズ:沈黙の病」の一つ、と言われています。

PMTC
PMTCとは、毎日、知らず知らずのうちに磨き残してしまった部分や歯ブラシでは磨くことができない歯周ポケット内の歯の根の部分を専門的な機械などで徹底的にクリーニングすることをいいます。定期的にPMTCを受けることで、虫歯になりにくいお口の環境が保てます。歯科の病気を治療する時に診療ユニットという歯科機器を利用することもあります。

歯周再生治療ーエムドゲイン
エムドゲインとは、エムドゲイン・ゲルという薬剤を歯と歯ぐきの間などに注入することで、歯周組織の再生を促す治療法です。エムドゲインの主成分は、歯が生えてくるときに重要な働きをするたんぱく質の一種であり、薬剤が吸収されるとともに歯周組織が再生していきます。

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