2020年7月17日金曜日

審美歯科でよく使われる素材と言えば、やはりセラミックと言えるでしょう

審美歯科でよく使われる素材と言えば、やはりセラミックと言えるでしょう。セラミックと言うのは陶器と同じ素材であり、その白さからつめものやかぶせものとして使われます。なんと言っても見た目が非常に良いのが利点と言えるでしょう。また金属を使った場合、アレルギーを起こす人もいますが、その点、セラミック素材は安心と言えます。ただ、全額自己負担のため、銀のつめものと比べるとかなり高額となってしまいます。
このセラミックですが、実はいくつかの種類があります。
オールセラミック
まず、オールセラミックですが、これはすべてがセラミック素材で出来ています。そのため金属アレルギーとは無縁です。見た目の美しさでは定評があり、歯垢がつきにくいという実用面でも利点があります。ただセラミック素材であるため、ショックを与えると割れやすいという性質があります。

ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックは、レジンというプラスチックが入っているセラミックです。美的視点からもまずまず良く、衝撃に強く割れにくいというメリットがあります。ただ時間の経過で変色が起こる可能性があります。

メタルボンド
枠が金属でセラミックを焼きつけているのが特徴です。焼き付けた被せものです。金属の枠があるため、強度面で強く、セラミックにより美的観点からも評価されています。ただ、金属アレルギーのある人は注意をする必要があります。
ラミネートベニヤ
ラミネートベニヤは、セラミックで作ったかぶせものを付けるもので、爪に付ける付け爪のように歯に付けるものです。と言っても、そんなに簡単に剥がれるようなものではなく、かなりの期間効果があります。即効性があり、しかも持続的効果が期待できる方法といえます。ただ、ラミネートベニヤはセラミックだけに割れやすいという特徴があり、これを付けるために歯を削る必要があるのが難点です。

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