2020年7月14日火曜日

ひとつでも当てはまる項目がある方は歯周病にかかっている可能性があります

日本の成人が歯を失う原因は虫歯だと思われがちですが、なんと第1位は歯周病で、虫歯は第2位という結果が出ています。

どちらも原因菌による感染症で、治療せずに放っておくとどんどん進行してしまうので早期発見・早期治療が望ましいです。日本の成人の約8割が予備軍、またはすでに発症しているといわれている歯周病は、虫歯と同じように予防が可能な病気です。
歯を失う原因~歯周病~
歯と歯ぐきの溝にたまったプラーク(歯垢)や歯石の中に含まれる細菌の毒素によって歯ぐきが炎症を起こし、さらに歯を支える歯周組織や顎の骨を溶かされていくのが歯周病です。出血や歯ぐきの腫れ、口臭などをともない、やがては支えを失った歯が抜け落ちてしまうことにつながります。

歯周病はお口の中だけの病気のように考えられがちですが、全身疾患との関連性も指摘されています。歯周病菌が血管に入り込み全身に運ばれるために、糖尿病や心疾患、誤嚥(ごえん)性肺炎、早産や低体重児出産などを引き起こすこともあるのです。
こんなお悩みはありませんか?
歯ぐきが腫れている
歯みがきのときに出血することがある
朝起きたときに口の中がねばつく
歯ぐきが下がり歯が長くなったように見える
歯がグラつく
口臭がきつくなった
硬い物を咬むとき力が入らない
ひとつでも当てはまる項目がある方は歯周病にかかっている可能性があります。歯周病は早期発見・早期治療が大切ですので、気になる症状がありましたらお早めにご相談ください。

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