2017年7月24日月曜日

歯周病は国民の8割が予備軍でもある国民病です

歯ぐきの腫れや出血が気になったことはありませんか?もしかしたら、その症状は歯周病が原因かもしれません。初期段階の歯周病はほとんど自覚症状がないだけに、これらの症状に気がついたころにはかなり進行しているケースがほとんどです。

患主な原因は二つに大きく分けられます。
 プラーク(歯垢:しこう)
これは食べカスではありません。食べカスにお口の中の細菌が一緒になった、ベタベタした粘着性のある細菌のかたまりになります。歯肉に炎症をおこす原因になります。
咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)
「咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)」はプラークとは関係がありません。様々な原因で起こる異常に強い咬み合わせによって、歯を支えている骨などにダメージを与えます。 歯の骨が減ったり、それによって歯が揺れるようになります。
リスクファクター(悪影響をおこす、様々な要素のことを言います)
糖尿病などの全身疾患・喫煙、ホルモン変化(思春期や更年期・薬の服用などによって起こる)などがあり、歯周病になりやすくするなどの影響があります。

対策&治療方法など
対策としては「プラークコントロール(歯磨きでお口の中の歯垢を除去すること)」が大切になってきます。これはただ歯磨きをすれば良いということではなく、個々のお口にあった歯ブラシ選びや磨き方をマスターしていただくことがポイントになってきます。
歯周病は再発しやすい病気です!!
せっかく良くなったお口の中を維持するには、セルフケアのプラークコントロールと専門家によるプラークコントロールが大切なってきます。

病気にかかる前の「予防」を心がけましょう
虫歯や歯周病などのお口のトラブルは、症状が悪くなってから「治療」を行うのではなく、「予防」によって未然に防ぐことが大切です。治療によってお口の中は健康を取り戻しますが、歯を削ったり、処置を繰り返したりすることで歯肉にダメージが残ります。治療による消耗が蓄積することによって、将来的に歯を失うリスクも高まってしまうのです。

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