2017年7月11日火曜日

歯周病と聞いてどのようなイメージをもっていますか

「歯茎から血が出る病気」と思っている人が多いのではないでしょうか。実は、歯を支えている骨を溶かしてしまい、症状が進行すると歯が抜けてしまうとても恐ろしい病気です。歯を失う一番の原因を「虫歯」だと思っている人が多いですが、実際には歯周病が一番の原因です。http://hanokennkou.shiga-saku.net/

さらにお口の中だけではなく、心筋梗塞、高血圧、脳卒中、肺炎、肥満、などあらゆる体の病にも歯周病は関係しています。とても恐ろしい病気ですが、必要以上に怖がる必要もありません。体の病気と違い、お口の中を常に清潔に保っていれば、歯周病は予防することができます。まずは歯周病のことを知ることから始めましょう。

あなたは大丈夫?歯周病チェック
初期の歯周病は自覚症状がほとんどなくわかりにくいものですが、早めに対処すれば早期治療が可能です。以下のチェック項目の中に気になる症状はありませんか?
まずはセルフチェックしてみましょう。

歯ぐきが赤く腫れている
ブラッシング時に歯ぐきから出血する口の中がネバつく冷たい物がしみる歯の間のすき間がひろがってきた歯がグラつく歯が伸びてきたように見える口臭がきつくなってきた歯ぐきを押すと膿が出る喫煙の習慣がある糖尿病にかかっている
スケーリング
「スケーラー」と呼ばれる特殊な器具を使って、歯磨きだけでは取り除けなかったプラークや、歯石も落としていきます。歯茎の下の見えない歯石も、このやり方で除去していきます。
また、歯石除去の際に出血を伴う場合がありますが、これは歯石の付着した部分の歯茎が炎症を起こしているためです。歯石を除去していけば、歯茎の出血もなくなっていきます。スケーリングは歯周病の基本的な治療方法であり、予防にも効果を発揮します。
ルートプレーニング
ルートプレーニングとは、スケーリングで除去しきれない歯の根っこの部分の歯石を除去する治療法です。プレーニングとは平らにするということを意味していて、歯の根っこの部分を平らにさせることを目的としています。根っこが凹凸だと、細菌感染の原因になるからです。しかし、歯周病が重度になってくると、歯周ポケットも深くなり、特殊な器具が歯石除去の際に届かなくなり、歯石除去が行えません。また、「スケーリング」や「ルートプレーニング」で症状が改善されない場合は、外科治療を施します。

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