2017年7月28日金曜日

歯周病の治療の基本は口腔内に存在する歯周病菌の除去が目的です

歯周病の大きな原因はプラークと呼ばれる歯垢です.歯垢はむし歯、歯周病の原因となる微生物のかたまりで、1mgあたりに約1億個の微生物が活動をしています。

歯垢が石灰化した歯石も歯周病の原因のひとつで、歯石はブラッシングだけで取り除くことはできません。またタバコも歯周病の原因の一つです。タバコを吸うと血液の循環が悪くなり、歯茎の再生能力が弱くなるため歯周病が進行してしまいます。歯周病は歯周ポケットと呼ばれる歯肉の下に隠れて増殖していくこともあり、なかなか自覚症状の出にくい病気です。
喫煙 
喫煙をしていると、局所の血の巡りや、栄養が十分にいきわたらなくなるなど、免疫系に影響を及ぼします。また喫煙を長く続けていると、歯肉に色素沈着が起こるため、炎症が隠されてしまい、気づくのが遅れてしまいます。

糖尿病
糖尿病は体の様々な箇所に副作用が出ることで、知られています。また細菌感染をする歯周病の進行も早くなります。

過度のストレス 
過度のストレスは免疫機能の低下をもたらし、歯周病の進行を促進すると報告があります。
歯軋り、くいしばり 
特に睡眠時の歯ぎしりや食いしばりは歯周組織に過度の力を与え、歯周病の進行を推進させることがあります。

口腔内の検査 カウンセリング
歯周ポケット診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影を行います。
歯周病の原因は11人異なりますので、治療していく前に検査を行い、11人に適した治療を行っていきます。

プラークの除去
歯周病の治療の基本は口腔内に存在する歯周病菌の除去が目的です。
簡単に落とせる歯石やプラークを落としていき、歯科衛生士による歯みがき指導や歯間ブラシ、デンタルフロスなどで改善をはかります。その後日、検査にて改善を確認します。
簡単に落とせる歯石やプラークを落していき、検査にて改善を確認します。軽度の歯周炎の方はここまでで治療が完了します。

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