2017年7月25日火曜日

歯を失う原因となりますので、噛みあわせを調整する治療が行われます

しかし、それでは遅いのです。虫歯や歯周病などのお口のトラブルはその仕組みがわかっているため「予防」できる病気です。病気にかかってしまい、歯や歯周組織にダメージを与えてしまってから「治療」するより、病気を未然に防ぐほうが、より長くお口の健康につながります。歯科医院には痛くなる前に、定期検診のために通院しましょう。それがいつまでも自分の歯で食事や会話を楽しむことにつながります。
歯の表面は食事のたびに「脱灰(だっかい)」と「再石灰化」をくり返しています。「脱灰」とは虫歯菌により酸性化した口腔内で、歯の成分であるリン酸やカルシウムが溶け出すことです。しばらくすると唾液の働きにより酸性に傾いていた口腔内が中性に傾くと溶かされていた成分が歯に戻ります。この作用を「再石灰化」といいます。

つまり「脱灰」と「再石灰化」のバランスが取れていれば問題はありませんが、そのバランスがくずれ再石灰化が追いつかなくなると虫歯が進行するのです。ごく初期の虫歯である「脱灰」は「再石灰化」を促すことで治すことができます。この再石灰化を促すのに有効なのが、フッ素塗布や正しいブラッシングです。
歯石(プラーク)と歯石の違いは何?
A. 歯垢は歯の面に付着した汚れで、歯ブラシで落とす事が出来ます。 一方、歯石は、歯垢が48時間から72時間付着したままになって、固まってしまったもので、歯ブラシで落とす事は出来ません。 歯石が付着した歯の面はザラザラになり、さらに歯垢が付きやすくなってしまいます。 毎日の歯磨きで歯垢をしっかり落とし、磨ききれない部分は定期的に歯科医院で落としてもらいましょう。

どうしたら歯石の付着を予防できますか?
A.歯石は歯垢が残ってしまい、時間が経ったために固まって出来た物です。歯石の付着を 予防するためには、日々の歯磨きを丁寧に行い出来るだけ歯垢を残さない事が大切で す。 しかし、全ての歯垢を落とす事はとても難しいです。ご自身ではなかなか落とせない部分の歯垢は歯科医院で落としてもらうと良いでしょう。

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