2019年2月14日木曜日

日本では、健康管理の為に、歯科医院を定期的に利用している人はわずか2%です

予防歯科とは、従来の『ムシ歯や歯周病で悪くなった部分を削って詰めたり、もしくは、抜いて人工歯にする治療』とは異なります。歯を含めた口腔内の疾患を除菌治療を中心に予防し、健康な状態を維持する為に、歯科医師ないし歯科衛生士などの専門家によって、定期検診やブラッシング指導を施す医療をいいます。

今まで行われてきた治療中心医療から、予防中心医療へ移行することに関しまして、日本はまだまだ意識が低いと言わざるを得ません。英国や北欧では、すでに、子供の予防中心医療が確立しております。また、大人の場合も、保険制度がなく高額な治療負担を強いられるため、予防管理に重きを置いて歯科医院に通院しているのが現状です。
もはや予防中心医療は世界の常識になりつつあります。
どんな病気でも、発症する以前に防いでしまうことができれば、それに勝るものはありません。ムシ歯や歯周病の原因は、歯に付く汚れの中にいる『細菌』です。毎日しっかり歯磨きをしてもご自身のブラッシングだけでは、汚れを完全に取り切ることは出来ないので、ムシ歯や歯周病を防ぎ切ることはできません。それゆえ、歯科医院におけるプロフェッショナルケア(専門家の手による除菌)が必要となります。

日本では、健康管理の為に、歯科医院を定期的に利用している人はわずか2%です。しかしながら、いったん歯を悪くした人が健康管理の大切さに気付いて、歯科医院に通院しながら予防治療を続ける人は増えてきました。

調査によると、予防を通した健康管理の大切さに気付いて、今後も予防のために通院を続けたいと答える人が、歯科医院受診者の95%にも及んでいるそうです。

悪くもないのに歯医者に通う。これは一見、不必要で面倒なことのように考えがちですが、予防歯科の価値観を理解し、その気持ちよさを経験した人にとっては、ワクワクしながら自ら率先して歯科医院へ通いたいと思うようになります。
また、当院にメインテナンスで通って下さる患者さんの中には、予防しながら、私たちスタッフとのコミュニケーションを楽しみにしていらっしゃる方もおります。リラックスして受けられる予防治療は、従来の歯科医院の『痛い!怖い!』のイメージからは、想像もつかないくらい、快適で心地よいものです。まさに、美容サロンで体感できる心地よさに匹敵します。

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