2019年3月19日火曜日

審美歯科とは、美しさに焦点を当てた総合的な歯科医療分野のことです。

審美歯科の具体的内容は、オールセラミック、ラミネートベニア、メタルボンド、ホワイトニング、歯列矯正、その他特殊材質による人工歯などがあります。歯には機能的な側面と、審美的な側面があり、ともに健康に関しては重要な要素です。

オールセラミック
オールセラミックは、被せ物や差し歯の素材が全てセラミック材料(陶器材料)で出来ているものを使用する審美歯科治療です。 金属類を使用するメタルボンドと違って、全て光を透すセラミック材料(陶器材料)で出来ているので、天然の歯に近い透明感ある仕上がりになり、見た目の気になる前歯に適しています。
メリット
白くてキレイで透きとおる自然な歯に仕上がる
■虫歯になりにくい
■変色しにくい
■歯垢や食べ物の色素が付きにくい
■金属を一切使わないので、金属アレルギーの人にも使用可能

デメリット
■保険適用外のため負担額が大きい
■歯を削る量が比較的多い
■操作が複雑なため、他のものより若干回数や時間がかか

ラミネートベニア
歯の表面を少しだけ削りその上に貝殻状のセラミックを接着させる方法です。ネイルアートで用いられるつけ爪のようなものです。変色している歯の色調の改善や小範囲の歯並びの改善、隙間の開いた歯の修復、歯の形態の改善に用いられます。
メリット
少しの隙間なら埋めることができる
■色だけではなく形も綺麗にできる
■歯を削る量が少ないので神経を取る必要がない
■従来のホワイトニングでは対処しきれない変色歯も白くできる
■はがれたり欠けたりなどのトラブルがほとんどありません

デメリット
■一度接着すると取り外すことはできません
■歯のエナメル質と歯がある程度残っていないとできないこともある
■かみ合わせが悪かったり、歯ぎしりの癖があったりすると、欠けたりはがれたりするおそれがあります

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