2019年3月11日月曜日

歯周病は、きちんと治療していけば治ります。

歯周病とは、その名の通り歯を支えている周りの組織(歯肉)についた歯垢の中の細菌が悪さをして、引き起こされる病気です。
歯と歯ぐきの境目についた歯垢から、歯の根っこに沿って歯周病菌が入りこんしまう病気で、年齢を重ねるごとに歯周病の罹患率は高くなっていきます。

歯周病で歯が失われるかも・・・
歯周病を甘く見てはいけません。歯を支えている歯肉を弱らせてしまう歯周病は、歯を失う最大の原因ですが、虫歯とは違ってほとんど痛みを感じないことから、歯周病と診断された時にはすでに抜歯しないと手遅れの状態になっていることもあるほどです。

35歳で80%以上が歯周病
歯周病は長い歳月を経て病状は進行して、35歳では約80%以上の人が歯周病を引き起こしていると言われています。歯周病を発症したほとんどの人が、30代の頃には「歯茎から血が出る」「赤くなって痛い」という何かしらの変化を感じているのです。
50代からが要注意!歯周病治療について
歯周病は、きちんと治療していけば治ります。
特に50代を過ぎると症状による個人差がとても大きくなるので、晩年まで自分の歯を出来るだけ残すことが出来るように治療には力を入れていきましょう。
また歯周病は、歯垢の中の細菌が感染して発症する病気ですが、その他にも歯周病を悪化させる原因があることも覚えておいてくださいね。
歯の咬み合わせ
歯の不適合なかぶせ物
体調不良
細菌感染だけではなくその他歯周病を悪化させる原因を突き止めて、しっかりと歯周病を治していくことが大切です。
歯周病の進行段階
気付いた時には、重度の状態になっている可能性がある歯周病の進行段階を大きく分けますと、下記の4段階に分類されます。
①歯肉炎→②軽度歯周炎→③中等度歯周炎→④重度歯周炎」
ほとんどの人が「歯磨きのたびに歯肉から血が出る」「少しの刺激で出血する」などと出血に気が付いて病院を訪れますが、その時にはすでに重度の歯周病になっている場合が多く見られます。
もしもそのまま治療せずに放置してしまうと「まだ50代なのに、自分の歯を全部失ってしまった・・・」と後悔ばかりが残り、歯周病が悪化して歯を失ってしまうという最悪の状況になってしまうのです。

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