2019年3月21日木曜日

口の中の細菌は、歯の表面や隙間に残った食べ物を栄養としてどんどん数を増やします

歯周病は、炎症が歯肉にとどまる歯肉炎、炎症が歯肉から歯周組織深くまで広がる歯周炎に大きく分けられます。
歯みがきをやめて歯垢(プラーク)が増加すると23日で歯肉の炎症がおこり、長期間放置するとほとんどが歯周炎に進行するといいます。妊娠中はホルモンの増加により歯肉に炎症がおきやすいため、ブラッシングをしっかり行うことがとても大切になります。

歯周病の原因は歯垢(プラーク)
歯垢(プラーク)は細菌のかたまり。バイオフィルムとも呼ばれています。歯周病はこのバイオフィルム内の細菌によりおこります。本来、人間の体は抵抗力があるため歯肉が炎症をおこしても細菌をやっつけることができますが、細菌が増殖し抵抗力を上回ると炎症はどんどん進み歯周病が悪化していきます。
歯垢(プラーク)ってどうやってできるの?
口の中の細菌は、歯の表面や隙間に残った食べ物を栄養としてどんどん数を増やします。そして砂糖からネバネバした物質をつくり、歯の表面にべったりとはりつきます。これがプラークです。
歯垢(プラーク)を長期間放置すると
口の中に歯垢(プラーク)がたまる。
唾液中のカルシウムによって次第に硬くなる。
プラークの塊(歯石)ができる。
歯みがきでは取れなくなる。

歯周病の原因である歯垢(プラーク)には、ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌やその他の細菌がすみついています。その数はわずか1g中に約1000億。歯垢(プラーク)は水に溶けないため、毎日歯ブラシを使いしっかり落とすことが重要になります。
ブラッシングで歯周病を予防する
歯垢(プラーク)を落とすことでムシ歯や歯周病を防ぐことができます。1にも2にもていねいなブラッシングを心がけてください。歯の表面だけでなく、歯と歯肉の境目、歯と歯の間をつるつるになるまでみがくこと。歯ブラシを軽く当て、小刻みに左右に動かしてみがきましょう。
歯ブラシとフロスとの併用がお勧めです!
疲れがたまっているときほど念入りに
疲れがたまっているときほど念入りに。 人間の体は免疫力が落ちると細菌に対する抵抗力が弱くなります。歯や歯肉がいつもと違うなと感じたら、それは体が弱っているサインかもしれません。栄養をとって休息し、いつもより念入りにブラッシングしましょう。

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