2019年3月27日水曜日

予防に勝る治療なしということでしょう。

「治療には限界があるが予防には限度がない」といわれています。
虫歯や歯周病になってから治療するよりも、まず、ならないように予防することが大切です。虫歯予防の、フッ素やPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)を利用して歯石、汚れ、着色物を取り除くことにより口腔内を常に清潔に保つことが重要です。

歯石、汚れを放置すると歯周病になるだけではなく、口臭の原因にもなります。さわやかな息で会話をすることは対人関係におけるエチケットのひとつといえるでしょう。
また、妊娠中の方はホルモンバランスの変動により妊娠性歯周炎にかかりやすいといわれています。

予防歯科の受診を定期的に続けることで現在の歯を健康に保つことができれば、年齢を重ねてもためらうことなく笑顔を見せ、好きな食事を楽しむことができる、そんな豊かな暮らしを実現することにつながります。予防に勝る治療なしということでしょう。
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、歯科医師・歯科衛生士によって行われる、機械的なプラークコントロール(歯垢=プラークの除去)方法です。毎日の「歯磨き」では限界があり、磨き残しが生じてしまいます。
専用機器を用い歯をクリーニングしますので、歯磨きで落ちない汚れ、歯ブラシで磨けない歯周ポケットの汚れを取り除くことができ、歯周病や虫歯予防効果があります。
SRP(Scaling and Root Planing)
SRPとは、スケーリング・ルートプレーニングの略で、スケーラーやキュレットと呼ばれる器具を使用して、歯垢や歯石を除去する、歯周病の初期治療です。

ブラッシング指導(歯磨き指導)
歯や歯茎のブラッシングは非常に大切です。ブラッシングは唯一患者さんができる予防でもあり、治療でもあります。ブラッシング方法も多種多様ありますが、それぞれの患者さんにあったブラッシング方法があり、たろう歯科クリニックでは、そのブラッシング方法について指導いたします。

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