2020年5月22日金曜日

虫歯は放置することで進行し、5つの段階を経て最終的には歯を失うことになってしまいます

虫歯を治療するためには、できるだけ早期の発見と治療が重要です。下記の表を参考に、自分自身の歯の状態を確かめてみましょう。

脱灰(C0
最初期の虫歯です。痛みはまったくありませんが、歯の溝がうっすらと黒っぽくなっていることがあります。この段階の虫歯であれば、正しいブラッシングによって治癒することが可能です。
エナメル質の虫歯(C1
虫歯が進行し、歯の表面にあるエナメル質が溶けた状態です。痛みはありませんが、この状態から自然治癒することはないため、治療が必要になります。治療法としては、虫歯の部分を削って詰め物をするのが一般的です。

象牙質の虫歯(C2
エナメル質の奥にある象牙質まで虫歯が進行した状態です。この段階から冷たい飲み物や食べ物によってしみるようになります。虫歯の部分を削って詰め物をする治療法が採られます。

神経まで進行した虫歯(C3
虫歯が象牙質を通り抜けて、その奥にある神経にまで進行した状態です。ここまで進行してしまうと、常に激しい痛みを感じるようになり、神経を除去する必要が出てきます。治療法としては、神経を除去してから被せ物を装着するのが一般的です。
歯根まで進行した虫歯(C4
虫歯が歯根まで達してしまった状態です。ここまで進行してしまうと化膿を引き起こし、抜歯しなければならなくなります。抜歯後は入れ歯やインプラントによって失った歯を補います。

0 件のコメント:

コメントを投稿