2020年5月7日木曜日

『PMTC』は歯科衛生士によるプロフェッショナル・クリーニングの略です

専用の器具と研磨剤などを使用します。処置後は”ツルツル””ピカピカ”になります!
悪い細菌が繁殖しにくい環境を作ります!

「定期検診は半年から1年毎に受けましょう」歯科医院でこんなセリフを聞いたり、見たことはありませんか?定期検診を受けることは歯に限らず、全身の健康を守る上でとても大切なことです。 かかりつけのお医者さんを持つこともとても大切です。

しかしながら、「定期検診に行くたびに、また虫歯が見つかって、また通院しなきゃいけない・・・」こんな経験をしたことはありませんか・・・?痛くなる前に虫歯を発見できれば、最小限の治療で済むことが多いので、歯に対するダメージは最低限で済みますから、それはそれでいいのですが・・・
スリーウェイシリンジ
本当は・・・
「虫歯を見つけるための定期検診」ではなく、「虫歯や歯周病にならないようにするための定期検診」 が正しい姿なのではないでしょうか?歯医者だって、好きで歯を削っているわけではないのです。(本当です!)できれば、患者さんの歯を削らずに、健康な歯をきちんと残してあげたいのが本音なのです。だからこそ、
「虫歯や歯周病にならないようにするための定期検診」が必要なのです。そもそも虫歯や歯周病は、お口の中に住んでいる悪い細菌によって起こります。
つまり、「お口の中の悪い細菌を減らして、減らした状態をキープする」
ことが虫歯・歯周病を予防する上で重要です。

みなさん毎日歯を磨いていると思います。
悪い細菌がお口の中で繁殖しないようにするには、やはり毎日の歯磨きが基本です。
歯ブラシで取れるような汚れだったら、悪い細菌が急激に繁殖することはありません。

しかし、歯ブラシで取れなくなった汚れが付いてくると、悪い細菌がお口の中で繁殖し始めるのです・・・!どんなに頑張っても歯ブラシだけで「100%完全に汚れを取る」ことは不可能です。毎日完璧に磨くのはほぼ不可能です。
エアーモーター
歯ブラシが届きにくい部分や磨くのが苦手な部分に汚れが溜まり、 やがて歯ブラシで取れない汚れ(油膜やぬめりと同じような膜汚れ=バイオフィルムや、 唾液の成分によって石灰化した汚れ=歯石)に変ってきたときに、悪い細菌が繁殖し始めていくのです。つまりは、毎日歯磨きを頑張っても、歯ブラシで取れなくなった汚れを定期的にクリーニングしていかないと、悪い細菌がお口の中で繁殖してしまうことになるのです!

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