2020年5月18日月曜日

歯周病は、歯の歯を支える周りの歯槽骨が減り、歯が最後には脱落する病気です

歯茎から出血したり、歯がグラグラしていれば、歯周病の疑いがあります。
国民のほとんどが罹患する可能性の高い、国民的文明疾患であり、生活習慣由来のものです。歯ブラシのみの予防法では、止まらなくなりつつあります。理由を考え、対策を立てるのが一番です。

あなたの「歯」の虫歯・歯周病危険度をチェック!!
8020運動」ってご存知ですか?
そう、80歳になったとき、自分の歯を20本以上残そう!という運動です。
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でも、ある調査によると、約75%の人が、80歳になったときに自分の歯を20本残しておくなんて、自信がないとか。歯をなくすのは、虫歯だけではありません。しっかり歯磨きをしていた人でも、50歳くらいから急にごそっと歯が抜けてしまう、歯周病という恐い病気にかかることがあります。
そこで、「歯」の危険度をチェック!
 当てはまる項目がいくつありますか?
お酒を飲んだ日は、そのまま寝てしまうことがある
甘いものが好きで、ジュースや飴など、いつも何か口にしていることが多い
歯ブラシの毛がすぐに開いてしまう
歯の間に物がよくはさまる
歯ぐきが腫れたり、血が出ることがある
歯ぐきの色がピンクではなく、赤や赤紫になっている
臭いがする
歯がのびてきた
固いものが噛めない
指で歯を押したり、強く噛みしめると歯がぐらつく
指で歯茎を押すとブヨブヨしている
口がネバネバする
歯が浮いた感じがする
歯周病(歯槽膿漏)とは、歯と歯ぐきの間に溜まった歯垢(プラーク)が原因となって起こる病気です。また、歯垢が長くあると石灰化し、歯石となります。歯石になると、歯ブラシでは取り除くことができなくなります。歯垢や歯石の中にある、歯周病を起こすバイ菌(アクチノバチルス菌、ポリフィロモナス菌等)がつくる毒素によって、歯ぐきが赤く腫れたり、口臭がしたり、歯を支える骨が溶けていきます。治療方法として、まず歯石になる前の歯垢の状態では、歯ブラシで取り除けますので、歯ブラシ指導(各個人の歯並びに合った方法)を行います。そして、PMTC(プロフェッショナル メカニカル テイース クリーニングの略)とは、Dr.アクセルソン(スウェーデン)によって提唱された方法です。歯科衛生士などの専門家によって、全ての歯の面に付着した歯垢を、専用の器具を用いて取り除く方法です。このように初期の歯周病であれば、その後、定期的なブラッシング指導、PMTCで良いのですが、中期になると、歯垢から歯石になるため、歯科医院にある超音波スケーラーを使用して、歯石を取り除かなくてはなりません。

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