2018年12月10日月曜日

審美歯科治療を施術するにあたり、その治療方法は様々です

美しさに焦点を当てた治療と言っても、ただ単に見た目だけの美しさを整える白い歯を入れれば良いという事ではありません。
当クリニックの審美歯科治療は、きちんとした診療・治療の延長上に審美・美容というものがあり、患者さんの肉体的及び精神的健康の回復と維持を目的としています。虫歯や歯の根、歯周病等の疾病は、きちんと治療をした上で審美治療を施術しなければ、それは歯科治療でないと当クリニックでは考えています。

審美歯科治療を施術するにあたり、その治療方法は様々です。患者様のご希望・ご要望をよくお聞きした上で、患者様ごとに最適の治療方法をご提案させて頂きます。
審美歯科、治療方法や素材の違いによる特徴
審美歯科治療は、セラミックの被せ物、歯のホワイトニング、インプラント、矯正歯科治療、特殊義歯等によって審美回復を行います。その特徴には、以下のような事柄が挙げられます。
オールセラミック
オールセラミックは、最も生体親和性が高く、耐食性にも優れていると言えます。オールセラミックを使用した治療の一番大きな特徴は、体にやさしいセラミックのみを使用しますので、金属にアレルギーのある患者さんにも安心してお使い頂けると言う事です。
メタルバッキングセラミック(メタルボンド)
金属とセラミックを張り合わせたさし歯の事を指します。金属フレーム(土台)の上に、セラミックを焼結させた構造ですので、もっとも自然の歯に近い色や形、歯並びを再現できます。長期間お使いになられても、色が変わると言った変色の心配もありません。

ハイブリッドセラミック
レジン(プラスチックみたいな物)に、セラミックスフィラーを配合した素材で製作されたさし歯をハイブリッドセラミックスと呼びます。この素材は、セラミックに比べ軟らかいので対合歯との当たりがソフトであり、破損した時でも修復が容易に行なえます。しかし軟らかいだけに、対磨耗性(磨り減り)はセラミックにかないません。また吸水性がある事から、セラミックに比べて汚れや細菌が付きやすく、長期間お使いになると変色を起こす場合があります。
ラミネートベニア
歯の表面を一層削り落とし、そこにセラミックまたはプラスチックの薄いシェルを貼り付ける治療法です。小さい歯を大きくして歯と歯の隙間を閉じたり、着色・変色した歯を白く見せる事ができます。歯を削る量が少なくて済みますが、歯の形、歯並びの修正には限界があります。

ホワイトニング
プラスチックやセラミックといった人工的な材料で変色を被い隠すのではなく、あなた自身の歯を白く漂白する治療法です。歯の形や歯並びを変える事はできませんが、歯を削る必要はありません。 


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