2018年12月22日土曜日

最終的にフッ素を行いますので虫歯になりにくく綺麗な状態を保つことができます

歯周病は大変怖い病気で、自覚症状があまりなく(痛みがなく)ジワジワと進行していきます。
歯のまわりの組織(歯茎や歯が植わっている骨など)が細菌により破壊され、溶かされてしまい、気が付いた時には歯がグラグラ。抜歯をしなければならないというケースも稀ではありません。現代人の30才以上の成人の約80%、40歳以上だと日本人の90%以上がこの歯周病にかかっていると言われ、歯が失われる原因の第1位になっています。

PMTC(歯のクリーニング)
訓練を受けた歯科衛生士によって行なわれるクリーニングがPMTCです。専用の機械を使用し、タバコのヤニや茶渋など、歯の表面に付いた汚れを取り除いていきます。
自分では磨きにくいところ、よく磨けていないところもクリーニングいたします。最終的にフッ素を行いますので虫歯になりにくく綺麗な状態を保つことができます。
歯石除去(SRP
歯垢が唾液の中のカルシウムなどと結びついて硬い歯石に変わると、歯の表面にガチガチにこびりついているため、歯磨きだけではなかなか取りきれません。電動歯ブラシでも取り除くことはできません。歯科医院で専用の器具で削り取ってもらう必要があります。
歯科では「スケーリング」「ルートプレーニング」という二つの方法で歯石の除去をしています。

スケーリング
歯の表面にへばりついている歯垢や歯石を、スケーラーと呼ばれる先のとがった器具を使って除去していきます。手動のハンドスケーラーや超音波スケーラーを使用します。
ルートプレーニング
通常はまずスケーリングをしますが、それでも歯ぐきの状態が改善しない場合や、すでに歯ぐきの奥のほうまで炎症が広がっている場合は、ルートプレーニングが必要になります。歯垢や歯石は、歯ぐきに隠れた目に見えない歯の根元(ルート)近くにもたまります。根元近くの歯の表面についた歯垢や歯石、沈殿物、軟らかくなったセメント質などを、特殊な器具で取り除き、表面を平らな状態に仕上げることをいいます。ツルツルにして汚れや細菌がつかないようにするのです。

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