2018年12月24日月曜日

定期的メンテナンスは、むし歯を予防するため、歯周病の再発、進行を抑制する効果があります

歯医者へは「歯が痛くなってから行く」という方が多いのではないでしょうか?
確かに歯医者では痛みの原因を根本から取り除いてはくれますが、一度削ってしまった歯は二度と元には戻せない為、少なからず歯の寿命を縮めてしまいます。
近年は、虫歯や歯周病にならないための予防歯科が重視されてきています。
ずっと健康な歯を保つためにも、虫歯になり治療によるダメージを歯に与える前に、普段からのケアを心がけることが大切です。

歯間や歯と歯茎の境目には、歯周ポケットという隙間があり、ここに歯ブラシでは落とすことの難しい細かな汚れが残っています。この汚れはバイオフィルムというもので、ネバネバした膜に覆われており、バイ菌が住みついています。
バイオフィルムが形成されると、抗菌剤やフッ素化合物などの薬剤が歯の表面まで到達しない為、十分な効果が期待されず、放っておくと虫歯や歯周病、口臭、全身のさまざまな病気の原因となってしまいます。
PMTCとは、専用の器具を用いて行うプロによる歯のクリーニング、「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」のことを表しています。どんなに毎日丁寧に磨いていても、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)には歯ブラシが届かない箇所ができてしまうため、磨き残しが出てしまいます。PMTCにより、自身では落としきれない汚れを完全に除去し、口腔内を清潔に保つことで、虫歯や歯周病を防ぎます。

定期的メンテナンスの必要性
定期的メンテナンスは、むし歯を予防するため、歯周病の再発、進行を抑制する効果があります。歯医者へは「痛くなったら行く」のではなく、「痛くならないため」「お口の健康を守るため」に来て頂きたいのです。その為には、定期的にお口の健康状態をチェックし、自分では、どうしてもお手入れしきれない細かい部分を、クリーニングする必要があります。
定期的メンテナンスはどんなことするの?
1.虫歯や噛みあわせのチェックと、歯周病の進行を知るための検査を行います。
2.上手なブラッシングの仕方を説明します。
3.歯石、プラークを除去し、お口の中をきれいにします。

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