2018年12月18日火曜日

お酒を飲んだ日は、そのまま寝てしまうことがある

歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌に感染し、歯肉(歯茎)が腫れたり、出血したりする病気です。
歯周病は、症状が悪化すると、歯周ポケットと呼ばれる隙間が深くなって歯周病菌が骨を溶かし、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。虫歯と違い、歯の形が壊れていくのではなく、歯の周囲を支えている組織が壊れていく病気です。軽度の症状であれば、歯石除去(スケーリング)や薬物治療で歯周病の進行を食い止めることができ、歯の保存・処置が可能です。でも、深くなりすぎると外科手術が必要になります。上にある画像のような状態は、重度・末期の歯周病です。ブラッシング、歯石除去、歯周外科だけでは治せないところまで進行してしまっています。歯周病がひどくなると、進行した歯周病・歯槽膿漏は骨を溶かしてしまうため、早期に抜く必要がある場合もあります。放置していると根の周りの骨が溶けていき、周りの歯までも倒れたり、抜けたりします。
8020運動」ってご存知ですか?
そう、80歳になったとき、自分の歯を20本以上残そう!という運動です。
でも、ある調査によると、約75%の人が、80歳になったときに自分の歯を20本残せるかと言われれば、自信がないとか。
歯を失う原因は、むし歯だけではありません。しっかり歯磨きをしていた人でも、50歳くらいから急にごそっと歯が抜けてしまう、歯周病という恐い病気にかかることがあります。
そこで、「歯」の危険度をチェック!
お酒を飲んだ日は、そのまま寝てしまうことがある
甘いものが好きで、ジュースやアメなどいつも何か口にしていることが多い
歯ブラシの毛がすぐに開いてしまう
歯の間に物がよくはさまる
歯ぐきが腫れたり血が出ることがある
歯ぐきの色がピンクではなく、赤や赤紫になっている
歯がのびてきた
固いものが噛めない
指で歯を押したり、強くかみ締めると歯がぐらつく
指で歯茎を押すとブヨブヨしている
口がネバネバする
歯が浮いた感じがする
歯周病はむし歯のような強烈な痛みがないため、気づいた時にはだいぶ進行してしまっているものです。
あなたは大丈夫ですか?
さあ、今から鏡に向かってチェックしてください!

0 件のコメント:

コメントを投稿