2020年4月1日水曜日

歯ブラシのヘッドの大きさは小型なものの方が良いです

正しい歯みがきのコツ
歯みがきのコツは、以下の4点が上げられます。次の4つが実行できれば、間違いなく歯と歯ぐきは良くなります。

1、ヘッドの小さな歯ブラシを選ぶ
歯ブラシのヘッドの大きさは小型なものの方が良いです。
小回りがきいて磨きやすいからです。毛の硬さは普通の硬さのナイロン毛が最適です。硬い毛は歯や歯肉を傷つけることがあります。歯肉の炎症が強い場合は最初は柔らかめのものを使用し、炎症が治まってきたら普通のものに代えるようにしましょう。

2、歯ブラシは鉛筆を持つような握り方で、力を入れずに磨く
歯ブラシをしっかり持ってしまうと、奥歯まで磨けません。
また、強い力でゴシゴシすれば、毛先は倒れてしまい、歯垢がとれません。更に、歯ぐきや歯の根を傷つけてしまい、そこから歯周病にもなりかねないのです。
3、鏡を見ながら磨く
お化粧をする時、大抵の人は鏡をよく見ます。ぜひ、歯みがきをするときにも大きな口を開けて、自分の歯の状態を見ながら磨いてみてください。歯は平べったい板ではありません。丸くなって歯ブラシのあたりにくい所や、唇におおわれてブラシが届かない所などを、すぐにでも発見できるはずです。そこに歯垢がたまるのです。特に、歯と歯ぐきの間や歯と歯の間は、なんとなくみがいているだけでは、そこに毛先はあたらず、ネバネバとくっついている歯垢は落とせません。
4、小刻みに磨く
多くの人が、ブラシを動かす距離が長すぎます。距離は5mm程度(歯1本分くらいの幅)の細かい往復運動が一番歯垢がとれやすいのです。一度に磨こうとして、大きく動かしてもいけません。かえって手間もかかり、効果も上がらず、時間もムダになってしまいます。
初期虫歯であれば、再石灰化といって虫歯が治ることもありますが、進行してしまった虫歯を自然に治すことはできません。虫歯になってしまった歯を放っておけば、ますます悪化して、最後には歯根だけになり、やがて歯を失うことになるでしょう。
虫歯は自然に治すことはできませんが、早期発見・早期治療に取り組めば、それだけ歯を長持ちさせることができます。毎日の歯磨きはもちろんのこと、歯科医院で定期的に検診を受けるように心がけることが大切です。

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