2020年4月16日木曜日

部分入れ歯は、数本の歯を失った方のための装置です

インプラント治療や歯牙移植は、失ってしまった歯の機能を取り戻す治療法として素晴らしい方法ですが、費用面や、病気・高齢などによって治療適応外となり、仕方なく入れ歯を入れているという方も多くいらっしゃると思います。入れ歯は着脱が可能というメリットがありますが、異物感や違和感を強く感じたり、金属のバネが見えてしまう審美的な問題があったり、噛む際の痛みや外れやすさなどでお悩みの方も多いのではないでしょうか。入れ歯だから仕方ないと諦めている方も多いかと思いますが、現在では様々な入れ歯が開発され、審美性の高いものや吸着力に優れたものなども選択していただけます。患者様が少しでも快適で健康的な生活を送れるよう、お手伝いをさせていただきたいと思っております。
入れ歯でお悩みの方へ
入れ歯(義歯治療)は昔からある治療なので、「しっかり噛めない」「しゃべりにくい」などのイメージをお持ちの方も多いと思います。しかし、現在では金属を使用しない、違和感がないなど、審美的にも機能的にも向上した快適な入れ歯が数多くあり、歯の機能を回復する治療法の一つとして十分に検討できます。保険適用と保険適用外のもので、素材・形・装着方法・価格が異なるため、ご予算やご要望に合わせて適した入れ歯を選びましょう。

入れ歯の種類
部分入れ歯
部分入れ歯は、数本の歯を失った方のための装置です。
歯の欠損部分が大きいためにブリッジが行えない方や、健康な歯を削りたくないという方に適しています。いつでも着脱が可能なためお手入れがしやすく、お口の中を衛生的に保つことができます。

ハッピーアルティメット
金属バネがない為、入れ歯だと気づかれにくい。
また、汚れにも強い・破折しにくい素材を使用した入れ歯です。

金属床
金属を用いている為、軽く耐久性が強い部分入れ歯です。熱伝導性に優れるので、食べ物の温度が感じやすいです。
総入れ歯
総入れ歯は、すべての歯を失った方のための装置です。人工歯と義歯床(ぎししょう)と呼ばれる土台で構成され、歯肉との吸着力を支えにして安定させます。顎は少しずつ常に変形していくため、定期的に調整をしたり、作り替えの必要があります。

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