2020年4月29日水曜日

入れ歯には、色々な種類があります。

保険適用のもの、材料や作り方の違いにより、保険適用外の物などその種類は様々です。
保険適用でも十分に患者さんが満足できる症例もありますし、また保険適用外でも色々な理由により患者さんに満足していただく義歯を作るのが難しい場合もあります。
ただし、どんなに合っている入れ歯でも天然の歯には及びません。(噛める効率はおよそ3割と言われています)患者さんのニーズに合わせて、歯科医との話し合いでお決めになられるとよいと思います。(各入れ歯には適応がありますので、歯や骨の状態によりできない場合があります)「入れ歯」というとなんとなく、年寄りじみた気がしないでもありません。でも、なくなった歯を悔やむより、入れ歯によって、これからの暮らしを快適にすることの方がもっと大切です。
フレキサイトデンチャー
入れ歯のバネが歯茎の色をしており、金属の色が見えず自然な仕上がりとなります。
維持の部分のみ金属となり、素材も普通の素材より強いものを使っています。

【バネの見えにくい入れ歯】
部分入れ歯をお使いの皆さんは、金属のバネを歯にひっかけていらっしゃると思います。このバネにより、入れ歯を横揺れやしずみ込みからなるべく防いでいる仕組みです。
噛む力はかなり強いので、バネも強い維持力や把持力を持つ金属でないと簡単に折れてしまいます。これがバネが金属である理由の一つです。しかし、奥歯にバネをかけるならともかく、前歯にかけていらっしゃる方は見た目が気になる方も多いのではないかと思います。
その悩みを減らすために『バネが見えにくい入れ歯』があります。入れ歯の素材も普通のものより強いプラスチックを使い、バネも歯ぐきと同じ色のものを使い、見た目に入れ歯とわかりにくい構造になっています。見た目を良くする、普通の入れ歯より強い樹脂を使う・・・という一歩進んだ治療のため、保険適用ではありませんが、見た目を気にされる患者さんには好評です。

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