2018年2月7日水曜日

歯本来の機能をしっかりと考えた治療を行うことです。

審美歯科と聞くと、見た目の美しさだけを追求する特別な治療をイメージするかもしれませんが、 審美歯科において大切なことは、歯並びとお顔との調和、そして歯本来の機能をしっかりと考えた治療を行うことです。
メタルフリー治療について
メタル(金属)を、一切使用しない「メタルフリー治療」という治療があります。インレー(詰めもの)やクラウン(被せもの)にセラミックを使用することで、まるで歯科治療を受けていない天然歯のような色調にすることができます。目立つ銀歯などの悩みも解決でき、コンプレックスも解消されます。また見た目の問題だけでなく、金属アレルギーの方にも安心して選んでいただけることで、近年とても注目されている治療です。

ラミネートべニア
歯の表面のエナメル質を0.30.7mmほど削り型を採り、それに合ったセラミックの薄いシェルをつくり、特別な接着剤で貼りつける方法で、主に前歯、小臼歯に使われます。すき間の空いた歯や、歯の形の大きさの不揃い、あるいは歯が欠けたり折れたりしてしまった場合に、素早くきれいに修正できます。

オールセラミッククラウン
セラミックのみでできたクラウンを、歯にすっぽり被せる方法です。主に、大きく歯並びを変える必要がある場合に使われます。年月が経過しても歯肉の変色などを起こすことはなく、審美性に優れています。また歯列矯正のように治療期間を要しないため、短期間で歯並びを整えることが可能です。
ハイブリットセラミッククラウン・インレー
セラミックとレジン(歯科用プラスチック樹脂)を混合させてつくったハイブリッドセラミック。年数の経過によって多少の着色や変色が見られますが、仕上がりは天然歯に近いものができます。表面のつやは、オールセラミックと比較すると、やや劣ります。

ジルコニア
ジルコニアは強度に優れ、人体に対する安全性が高いことが特徴です。また金属を使わないので、金属アレルギーの心配がありません。見た目も天然の歯により近く、近年注目されている素材です。

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