2017年6月3日土曜日

実は歯周病であることがほとんどなのです

日本の成人の約8割が歯周病であるか、その予備軍というデータがあり、日本人が歯を失う原因の第1位は、歯周病といわれています。歳をとれば誰でも歯がなくなるもの、と思われがちですが、歯が抜ける原因は年齢のせいではなく、実は歯周病であることがほとんどなのです。
歯周病は初期での自覚症状がほとんどないため、気付いた時にはかなり重症化していることもあります。歯ぐきから血が出る、口臭がする、歯がぐらつくなどの症状は歯周病の可能性がありますので、気になる症状がありましたら早めに受診しましょう。

歯周病の検査
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯石やプラーク(歯垢)を取り除く
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専門の器具を使って取り除きます。

歯磨き方法のレクチャー
効率の良い歯磨きの方法をお教えします。
再発予防
歯周病を再発させないために、定期健診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

一通りの歯周病治療が終了した後も、歯ぐきを綺麗な状態でキープして歯周病の再発を防ぐためには、定期的にメンテナンスを受けていただく必要があります。歯科医院ではお口の中の状態を確認し、鏡を使って磨けていない場所をお伝えして、歯ブラシでは取り切れない汚れを落としていきます。患者さまの「歯を清潔に保つ」というモチベーションを高めるためにも、メンテナンスは重要な役割を担っています。ホームケアを続けられるか不安をお持ちの方は、治療後しばらくは1か月に1回程度ご来院いただくことをおすすめしています。症状が完全に落ち着き、家庭でのケアが習慣づいた段階では、半年に1回のペースでも問題ありません。

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