2018年9月18日火曜日

きちんとした診療・治療の延長上に審美・美容というものがあり、患者さんの肉体的及び精神的健康の回復と維持を目的とし、歯のホワイトニング(漂白)やセラミック等によって審美回復治療を行います。 オールセラミックは、歯に金属を使わないセラミックの被せ物をすることです。永年の使用にも変色することなく、透明感のある自然な歯を再現することが出来ます。自然な光を透過する優れた美しさだけでなく、硬すぎて他の歯を傷つけることもない強さとしなやかさまでも兼ね備えた理想的な材料で、健康な天然歯とほぼ同じ硬さと性質があり審美性にも優れています。天然歯とほどんど見分けがつかないくらい自然で美しい仕上がりです。奥歯にも強度の高いセラミックを入れることで、機能的にも審美的にも歯の機能を十分回復することが出来ます。金属を一切使わないため、金属アレルギーの方にもご利用いただけるという利点もあります。 また、お口の中の歯肉とのなじみも良いため、かぶせ物周辺の歯肉の健康も維持できます。 オールセラミックはお口の中のどの部分にも様々な形で装着できますので、よく相談し、あなたのお口に合った最良の治療法を見つけてください。 オールセラミックの保証期間は5年ございます。 ※但し当院でメインテナンスを受けている方が適用になります。 こんな方にお奨めしています 前歯など一度かぶせた冠が変色していませんか? 笑ったとき金属の歯が目立ちませんか? かぶせた冠と歯ぐきの境目が黒くなっていませんか? 金属アレルギーで悩んでいませんか? 歯を白くする方法は次の方法がございます。 1歯のクリーニング 歯科医院にて専用のクリーニング機材を使って、歯の表面についた汚れを落として、本来の白さに戻す方法です。 2ホワイトニング 歯に薬剤を作用させて漂白(脱色)していく方法です。ホワイトニングは、歯科医院で行います。 3ラミネートベニア 前歯の表面を0.5mm位削って、セラミックで作った付け爪のようなものを貼り付ける方法です。歯の色だけでなく歯の形もキレイにすることができます。 4セラミッククラウン 歯の表面全体を削って、セラミックの歯をかぶせる方法です。メタルボンドとオールセラミックがあり、オールセラミック治療の場合、裏側まですべてセラミックを用いるため、驚くほど自然に仕上がります。

<保険の材質>
現在の保険制度で使用できる、歯の色と同じような色の素材が、レジン(プラスチック)です。強度の問題から、レジンの歯は犬歯から犬歯の間(上下で12本)にしか適用されません。材質的な特性としては、透明感がないこと、水分を吸収するため時間と共に変色すること等が挙げられます。またプラスチックは磨耗しやすく内部の金属が表に出る可能性があります。一時的に入れる歯としては充分ですが、変色や着色を嫌う方、口元に美しさを求める方には不向きです。

<自費の材質>
最も歯に近く理想的だといわれているものが、セラミック(陶材)です。
セラミックは、自然の歯のように透明感があり、水分を吸収しないため変色も起こりません。また色調の再現性に優れています。セラミックの中には幾つかの種類があります。
オールセラミック
金属をまったく使用しないため、光が金属に遮断されることなく、天然歯のような透明感を再現します。自然な透明感と美しい色艶を高いレベルで再現するため、光があたる前歯に用いることで最大のパフォーマンスを発揮します。治療の際はファイバーコアを用い、金属は一切使わないため歯肉が黒ずんでしまうこともなく、身体に優しい治療法といえます。金属アレルギーの方にも最適です。

セラミック(メタルボンド)
金属がかぶせ物の中にあり、その上に完全オーダーメイドのセラミックが焼き付けられて作製されています。内面に金属を使いその上にセラミックを盛り上げているため、オールセラミックよりも透明感は落ちます。セラミックならではの色艶の再現性・質感により、保険治療で使われるプラスチックと比べれば遥かに美しく、自然な仕上がりが期待できます。プラスチックのような収縮・変色はなく、強度が高く、ブリッジや連結冠などいかなるケースにおいても使用できるという利点も備えています。但し、金属を使用するため、金属アレルギーの方にはお勧めできません。
ラミネートベニア
歯の表面に一部変色がある場合や軽度の変色の場合に、歯の表層を0.5mmほど削って薄いセラミックのシェルを貼り付ける方法です。付け爪のようなものですので、剥がれる可能性があります。また、歯の大きさや向きを大幅に変更することは出来ません。

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