2018年9月11日火曜日

歯並びが悪くなる原因の多くは、上下の顎骨の成長不足のためです。

矯正歯科は、見た目を良くするということも当然ありますが、歯並びの悪さは、美容の問題以外にも不正咬合、発音障害、むし歯、歯周病などの原因にもなります。また、義歯を付ける際、歯並びを治さないと義歯を付けられない場合があります。歯には力を加えるとその方向に移動する性質があります。その性質を利用して口の中に様々な矯正装置を入れて歯に一定の力をかけ時間をかけて歯を動かして治療していくものです。
代表的な悪い咬み合わせ
歯並びが悪い
歯並びが悪くなる原因の多くは、上下の顎骨の成長不足のためです。
【影響】
上あごでは鼻炎・副鼻腔炎、また下顎ではいびき・無呼吸・気管支炎が引き起こされやすい
上顎前突(出っ歯)
上の歯が下の歯より前に出ている状態、出っ歯のことです。
【影響】
顎関節症・いびき・無呼吸などになりやすい
下顎前突(受け口)
いわゆる受け口のことで、下の歯が上の歯より前に出ている状態です。
歯科 ユニット
【影響】
顎関節症になりやすい。
また、上顎の成長が抑えられるため、鼻炎や副鼻腔炎になるおそれもあります。
開咬
咬んだ時でも上下の前歯に隙間ができてしまっている状態です。良く咬めないので健康に悪影響を及ぼすとともに、歯の寿命を縮めたり、顎関節にも障害を与えやすくなります。
マイクロスコープ 歯科【影響】
顎関節症・鼻炎・副鼻腔炎を引き起こすリスクがあります
顎偏位
咬みあわせが左右にずれている状態
成長していく間に顎関節に悪影響を与えやすいので、早期に治療を開始した方がよいケースです。
【影響】
顔のゆがみや顎関節症を引き起こしやすい
低位咬合
上顎前突と反対咬合があり、奥歯の咬み合う位置が低い状態。
【影響】
顎関節症・いびき・無呼吸
永久歯の先天性欠如
生まれつき永久歯の数が足りない状態です。
乳歯が抜けた場合、次に生えてくる永久歯が無いため歯並びが悪くなってしまいます。
【影響】
顎関節症になりやすい
下顎骨の変形
下顎骨が変形していて、奥歯の片側しかかみ合わない状態
【影響】
顔の形に左右差が出たり、顎関節症などになりやすい

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