2018年9月25日火曜日

歯がすいて、食べ物がよく詰まるようになっていませんか?

みなさんは、歯周病についてはっきりとした知識をお持ちでしょうか?
簡単に言うと、顎の骨が溶けて歯がグラグラ揺れてしまう病気です。虫歯はある程度の深さなら、なんとか抜かずに、詰め物で元通りに咬み合わせを回復することができます。
ところが、一度歯周病にかかり、揺れ始めた歯を元に戻すことは、大変な労力が必要です。
また歯周病の悪化は、痴呆、姿勢の悪さ、内臓の悪化など全身に悪影響を及ぼします。
歯周病セルフチェック
当てはまるものがいつくあるかチェックしてみましょう!
・歯ぐきから血が出ませんか?
・歯ぐきが、赤黒かったり、歯と歯の間の歯ぐきが腫れていませんか?
この段階までが、歯ぐきの表面だけの病気の歯肉炎です。
・疲れたり、風邪をひいた時、歯ぐきが腫れませんか?
・歯ぐきが浮く感じがしませんか?
・口臭があると身近な人に言われませんか?
・歯ぐきが下がって、歯が伸びた感じがしませんか?
・歯がすいて、食べ物がよく詰まるようになっていませんか?
・それに応じて、歯並びが悪くなっていませんか?
・歯石がついていませんか?
・歯が揺れて、痛みがあったり固いものが佼めなくなったり、場合によっては歯が抜けたりしていませんか?
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3つ当てはまる項目があれば、歯周病を疑ってもいいかと思います!
何度も通院してやっと歯周病が改善した、もう大丈夫・・・ではありません。歯周病は再発しやすい病気です。せっかく歯周病を改善しても、日ごろのケアを怠ると再発のリスクが高まります。
日頃のケアといっても毎日の歯磨きだけでは歯周病の主な原因となる歯石やバイオフィルム(細菌の膜)を取り除くことはできません。歯科医院での定期的なケアが必要です。お口の状態や全身の健康状態、喫煙や生活習慣などによって周期は異なりますが、定期的に歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けましょう。

心臓病と歯周病
動脈硬化や狭心症・心筋梗塞などの心臓病のリスクを高める歯周病
歯周病が悪化して、歯周病菌が血液中に流れ込み、心臓の内膜に歯周病菌が付着すると、心内膜炎という心臓病を引き起こすことがあります。これは、死に至ることもある大変危険な病気です。
また、歯周病菌が動脈硬化を増悪させるという報告があります。動脈硬化とは、血管が厚く硬くなり血管の内側が狭まる病気。これが、心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈におこり、血管が狭くなったり(狭心症)、詰まったりする(心筋梗塞)のが虚血性の心臓病です。
歯周病菌が動脈硬化をおこしている血管に付着すると、血管を狭める作用を促進すると考えられています。動脈硬化をおこしている血管の細胞から、歯周病菌が検出されているとの報告があります。

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