2018年9月3日月曜日

歯垢は口の中の細菌の塊である歯の垢です。歯垢のことを専門的にはプラークと呼ばれています

歯周病は、お口の中だけの問題ではありません。
歯を喪失する原因で多いのは、虫歯と歯周病ですが、中高年以降では、特に歯周病が、その原因となっています。成人の方の約8割が、歯周病に罹患しています。歯周病はサイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)と言われ、かなり進行するまで自症状がありません。
オートクレーブ 価格
歯周病になると、歯と歯肉の結合が壊され、歯肉が歯から剥がれてしまい、スキマ(歯周ポケット)ができます。さらに進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)まで溶けてなくなってしまいます。歯肉からの出血、腫れ、痛みなどを繰り返し、やがて歯がグラグラしてきて、最後には抜けてしまいます。

歯周病は、お口の中だけの問題ではありません。
心臓病の原因となる事もありますし、妊娠中であれば,早産・低体重児出産のリスクが高まります。また、糖尿病の患者さんが、歯周病を治療したら、血糖値が下がったという報告もあります。

歯周病の原因
歯垢は口の中の細菌の塊である歯の垢です。歯垢のことを専門的にはプラークと呼ばれています。歯垢は細菌の塊ですのでほっておくと歯や歯ぐきを蝕んでいきます。歯周病は細菌の感染症で歯垢と密接な関係があります。歯周病菌は食べ物のかすや歯垢などを栄養源として増えていきます。
歯周ポケット内の細菌
細菌といっても大きく2種類に分けられます。生存する為に空気を必要とする好気性菌と空気を必要としない嫌気性菌です。好気性菌は歯周ポケットのみならず、口内のあらゆる場所に生存していて主に虫歯の原因となります。嫌気性菌は歯周ポケットが4mm以上になると、その内部に発生し、その嫌気性菌が炎症を起こす事で歯周病は発症します。

0 件のコメント:

コメントを投稿