2018年9月20日木曜日

歯周病菌が肺に感染し肺炎になることがあります。

プラークは、歯の表面に集まる目に見えない細菌からできているネバネバとした薄い膜のことです。
プラークには無数の歯周病菌が潜んでおり、菌が出す毒素が歯周病の発生や進行に大きく影響してきます。プラークを放置するとやがて歯石に変化。歯石になると、周囲の歯周組織がさらに炎症を起こします。さらに放置すると細菌が奥に入り込んでいき、毒素を出し続けることで歯を支える骨を溶かしていきます。最終的には歯を支えられなくなり、咬むことが困難になり、歯が抜け落ちてしまうので早めの受診をおすすめします。
歯周病はさまざまな全身疾患のリスクになります。
歯や歯ぐきの健康は口の中だけでなく全身とも関係しています。
口の中には何百種類という細菌が生息していますが、口から体の中に入り込むことで、さまざまな病気(心臓病、肺炎、糖尿病、早産等)を引き起こすことが知られています。
歯周病は歯周病菌の塊である歯垢(プラーク)や歯石による歯ぐきに炎症を引き起こす病気の事ですが、口の病気と油断してはいけません。
【肺炎】
歯周病菌が肺に感染し肺炎になることがあります。
【心臓病】
重症になると歯周病菌による炎症から血栓(血の固まり)ができやすくなるため、動脈硬化を招き心筋梗塞(しんきんこうそく)や狭心症(きょうしんしょう)などを引き起こすことがあります。
また心臓の内側にある心内膜(しんないまく)の炎症を引き起こし、細菌性心内膜炎(さいきんせいしんないまくえん)になる場合もあります。
美しい歯
歯の表面の汚れをとりきれいに磨きます。
また、歯の表面へのフッ素塗布により、汚れをつきにくくします。
多少の汚れやざらつきなどはツルツル、ピカピカに磨きあげられます。
※さらなる白い歯を求める方にはホワイトニングのご案内もしております。
予防
汚れをとることで歯肉の腫れがおさまり、歯肉が引き締まってきますので歯周病、歯肉炎の予防効果があります。
歯磨きでは落とせないむし歯の元になる細菌の塊を磨き落としますので定期的なクリーニングはむし歯予防に最適です。
口臭の原因の一つである細菌をきれいに取り除きます。

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