2020年3月19日木曜日

歯並びの悪い部分を治す治療です

審美的な観点で歯科矯正をしたいという患者さんが多いのが実情ですが、歯並びは体の健康の全ての源であるといっても過言ではありません。歯並びの悪さから考えられる悪影響として、顎関節症・顔の歪み・噛み合わせの不具合・歯周病・虫歯などが挙げられます。
また、しっかりとした咀嚼が出来ないケースでは、胃への負担など、体全体へ悪影響を及ぼす可能性があります。審美的回復と同時に、ご自身の健康のためにも矯正治療は非常に重要な位置付けのものです。
不正咬合の種類
受け口(反対咬合:はんたいこうごう)(下顎前突:かがくぜんとつ)
上下の咬み合わせが逆になっている状態の歯並び。下のあごが大きい・上のあごが小さい等、骨格的な問題から起きている場合、歯の傾斜が問題で起きている場合等があります。

開咬(かいこう)
奥歯で咬んでも前歯は咬んでおらず、上手く咬めない状態。また、発音に問題が生じることもあります。指をしゃぶっていたり、舌を出す癖があったり、口で呼吸を続けていたりする事などから起こります。開咬は機能的な原 因ばかりでなく骨格性のものから生じることもあります。

乱ぐい歯(叢生:そうせい)
歯がせこぼこに生えたり、八重歯のみられる歯並び。 歯と小さくなったあごの大きさとの不調和が原因とされています。

出っ歯(上顎前突:じょうがくぜんとつ)
上あごや上の前歯が前方に飛び出ている状態の歯並び。 上のあごと歯に問題がある場合以外に、下のあごが小さかったり後方に下がったりしても起こります。
過蓋咬合(かがいこうごう)
上の前歯が下の前歯を半分以上覆いかくすようにかぶさっている状態の歯並び。

交叉咬合(こうさこうごう)
上と下の奥歯が左右にずれて噛みあっている状態の歯並び

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