2020年3月26日木曜日

床部分にチタンという金属を使用した入れ歯です

入れ歯とは、加齢や事故、むし歯や歯周病などの病気により失った部分に、人工の歯茎を含む義歯をはめ込み、お口の機能性や審美性を改善させる治療です。
すべての歯を失った場合に使用するものを「総入れ歯」と言い、1本でも歯が残っている状態で使用するものを「部分入れ歯」と言います。入れ歯の種類には、床部分にチタンを使用した「チタン床入れ歯」や、入れ歯を固定する金属のバネ(クラスプ)がない「ノンクラスプデンチャー」などがあります。
チタン床入れ歯
床部分にチタンという金属を使用した入れ歯です。
入れ歯そのものを薄く作ることができるので、装着した時の違和感が少ないという特徴があります。また、熱伝導に優れているので、食事を美味しく味わうこともできます。
メリット
入れ歯を薄く作ることができるので、装着した時の違和感が少ない
熱伝導に優れているので、食事を美味しく味わうことができる
デメリット
金属のバネによって入れ歯を固定するので、審美性に劣る
保険が適用されないので、費用が高額になる場合がある
ノンクラスプデンチャー
入れ歯を固定する金属のバネがない、審美性に優れた入れ歯です。
軽いので装着した時の違和感が少なく、金属を使用しないので、金属アレルギーの方でも安心してお使い頂けます。
メリット
入れ歯を固定する金属のバネがないので、審美性に優れている
軽いので、装着した時の違和感が少ない
金属アレルギーの心配がない
デメリット
チタンなどの金属床入れ歯と比べると、耐久性に劣る
レジン床入れ歯
床部分にレジン(歯科用プラスチック)を使用した入れ歯です。
保険が適用されるので、費用を抑えることができます。
メリット
保険が適用されるので、費用を抑えることができる
ほとんどの症例に対して、使用することができる
デメリット
耐久性に劣る
咬合力に劣る
チタンなどの金属床入れ歯と比べると、熱伝導に劣る

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