2018年6月11日月曜日

象牙質をつきぬけて歯の中の神経まで虫歯がとどいている状態です

治療方法
治療の必要はありません。現状を維持して頂くために予防方法などの指導を致します。

C1の段階
自覚症状はほとんどなく、エナメル質という歯の一番表面にある部分に虫歯ができた状態の事をいいます。 自分ではなかなか見つけられない歯の溝や歯と歯の間に良くできることがあります。
治療方法
虫歯が神経まで到達していませんので、麻酔注射をして歯を削りコンポジット・レジン充填による治療をして、最終的には穴にコンポジット・レジンを詰めて治療終了となります。この段階ならば治療日数は即日で終わります。
C2の段階
エナメル質よりさらになかにある象牙質まで虫歯が進んだ状態の事をいいます。 この象牙質はエナメル質よりも柔らかく、虫歯の進行が早い部分です。 甘いものや冷たいものがしみて痛いと感じることがあります。
治療方法
虫歯が神経まで到達していませんので、麻酔注射をして歯を削りコンポジット・レジン充填、インレー印象などの治療をして最終的には穴にコンポジット・レジン、金属を詰めて治療終了となります。この段階ならば治療日数は2-3日で終わります。

C3の段階
象牙質をつきぬけて歯の中の神経まで虫歯がとどいている状態です。 食べ物が虫歯の穴の中に入るとズキッと痛くなったり、冷たいものを口にすると痛みが増幅したり、何もしていない時にも痛みを感じることがあります。
治療方法
麻酔注射や薬剤を使って神経を取る必要があります、歯の内部も虫歯菌によって虫歯になっていますので歯の根の部分を消毒し無菌状態になるまで治療をしますので日数が少しかかります。
C4の段階
歯の中の神経が死んでしまい、歯の根を通って根の先端の方まで細菌が入ってしまった状態です。 放っておくと根の先の方に膿の袋ができたり治療も難しくなります。 ここまで進んでしまった虫歯は嘘のように痛みがなくなります。 
治療方法
ほとんどこの状態になると神経は死んでしまっている可能性が強く歯の根の先に膿みの袋ができ非常に難治性となってしまいます。まずは歯の内部の虫歯を除去し根管内を消毒清掃していく治療が続きます。最悪抜歯になるケースも多数あります。

0 件のコメント:

コメントを投稿